この度の花卉園芸新聞 第1844号(2023年7月15日発行)の社説は深く共感しました。
一部内容を組合員の皆様へご紹介させていただきます。
(花卉園芸新聞 第1844号社説より抜粋)
NHKの朝ドラ『らんまん』が佳境に入ってきた。(中略)しかし“万ちゃん”のように植物漬けになっている人には、普通の人の感覚が分かりにくい。(中略) 一般人にとり花や植物は主役ではない。生活に彩りや安らぎ、喜び、張り合いなどをもたらしてくれるが、あくまで脇役。主役は人間のわれわれである。どうやって人生を豊かにするか、そこで花や植物のプロたちの出番だ。四季折々、場面場面でおすすめの花や植物の楽しみ方を提案・提供するのがポイントではないだろうか。
材料だけを用意されても、料理のできない人にはあまり意味がない。コーディネーター、アドバイザーはたまたコンシェルジュなど、業界はそうした役割をもっと果たさなければならない。暮らしのいろいろなシーンで花や植物の魅力を活かすことができるのがプロである。せめてきっかけ作りはしてあげたい。
花や植物を活用してもらうために、これまで使われなかった場面に取り組んでみたり、使いやすい形態の開発に挑戦することも大切である。(中略)
“○○と花”という組み合わせは無限にあるのではないか。植物の名前を知ってもらうその次は、楽しみ方にもいろいろなバリエーションがあるということを、お客さんに知っていただきたい。
(ここまで抜粋文)
先日7月4日にNHK 『あさイチ』で放送された『実現したい!“花のある暮らし”』の特集を視聴しました。一般消費者にも分かりやすく 花の選び方~水揚げの仕方まで丁寧に特集されていました。
花が好き!でも扱い方が分からないから買わない という一般のお客様の数は未知数ですが、
社説にもあったように業界がコーディネーター、アドバイザー、コンシェルジュなどの役割をもっと果たしていければいいですね。